[知れば知るほど面白い、CHAMPION復刻ライン] / TRUE TO ARCHIVES

[知れば知るほど面白い、CHAMPION復刻ライン] / TRUE TO ARCHIVES

服が好きな方も、そうでない方も、

誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうかこのマーク

 

 

1919年創業の「CHAMPION」

昨年で記念すべき100周年でした!!!

おめでとうございます!

 

 

100周年を機に新たな復刻ライン「TRUE TO ARCHIVES」が誕生、

当店にも全部で4型、復刻アイテムが入荷致しましたのでご紹介。

 

1

【4 COLORS】CHAMPION(チャンピオン)【MADE IN USA】P12 3/4 SLEEVE PRINT FOOTBALL T-SHIRTS(アメリカ製7分袖プリントフットボールTシャツ)

 

アメカジの定番、フットボールT

「YALE」「UCLA」「DARTMOUTH」「CORNELL」、アメリカの名門大学のプリント入りです。

ここらの大学のカレッジ物は、古着市場でもかなり人気があるのではないでしょうか。

70年代当時のアイテムを再現。

タグはブルーバータグ

 

丸胴仕様です。

 

 

 

168cm 60kg M size

 

七分袖ですが、ライトオンスなので夏場でもがっつり着ていただけます◎

 

 

 

続いてスウェット類

2

CHAMPION(チャンピオン) TRUE TO ARCHIVES “1ST PATENT MODEL”(トゥルートゥアーカイブス “ファーストモデル”) REVERSE WEAVE SWEAT SHIRTS(リバースウィーブ スウェットシャツ) SILVER GREY

 

「REVERSE WEAVEの特許を初めて取得した1938年、

当時の最初期モデルのREVERSE WEAVE復刻版。」

 

これだけでも中々パンチがありますが、ディテールを詳しく見ていくとさらに面白い

 

セットインでもラグランでもない、肩に一切縫い目のない「シームレスショルダー」

ということはです、このスウェットを構成しているパーツが1枚のみということなんです。

アームホールもボディも全部一緒、一枚の布オンリーです。

 

というのも、元々スポーツウェアだったので、ガシガシ着ても壊れない耐久性が求められる。

スウェットの中で一番弱い部分はやっぱり縫い目なので、そこを無くせば無くすほど耐久性もあがる、

といったちゃんとした意味があり、このような造りになっているんですね。

 

深い……….

 

 

そして前後にガセットの付いた「両V」

ここも実は大事なポイント。

現在のREVERESE WEAVE、というかこの最初期モデル以外のREVERSE WEAVEにはガセットは付いていません。

最初期モデルならではの特別なディテールですね◎

 

リブもしっかり長めです

 

裏起毛

 

そしてこちら。

60年代頃まででしょうか、使用されていたタグ。

ランナーズタグ、通称「ランタグ」ってやつですね。

 

さらに細かくいえばランタグの中でも初期の「デカランタグ」

もう激レア中の激レアでして、このタグのスウェットをヴィンテージで買おうと思ったら、

まぁ~10万円は下らないかと……….

もはやスウェットの域を超えてますね(笑)

 

 

そしてこのタグ、個人的に好きな所がありまして、

サイズ表記の下の文章にご注目。

 

「SET COLORS IN SALT WATER WASH SEPARATELY AND CAREFULLY」

”色落ちを防ぐ為、塩水で、個別で丁重に洗って下さい”

こちらは実際当時のタグに入っていた文字。

 

現在のようにちゃんとした洗剤等がまだ無かった時代、

塩を入れて洗濯することで色を維持していたんですね。

 

時代感を物語っているディテール、面白くないですか?

そしてこんなに細かい箇所までしっかりと再現、最高です……

 

168cm 60kg M size

 

 

 

3

CHAMPION(チャンピオン) TRUE TO ARCHIVES “2ND PATENT MODEL”(トゥルートゥアーカイブス “セカンドモデル”) REVERSE WEAVE SWEAT SHIRTS(リバースウィーブ スウェットシャツ) SILVER GREY

こちらはREVERSE WEAVEに「EXPANSION GUSSET(エクスパンションガセット)」のディテールを加え、2度目の特許を取得した1952年、当時の復刻版です。

 

タグにも特許の取得を表す文字入り。

ちなみにこのタグは通称「タタキタグ」の最初期のモノを復刻しています。

 

こちらが脇身頃に付いた「EXPANSION GUSSET(エクスパンションガセット)」

 

セットインスリーブ、

やはり肩の上のに縫い目はありません

 

現在のREVERSE WEAVEと同様、首元のガセットは無し。

 

最初期モデルと比較すると、格段に現在の形に近づいているのが分かりますね。

というか大体同じです、1箇所を除いて……..

 

さて、一箇所の違いはどこでしょう。

(左/復刻版 、右/現行のレギュラーモデル)

 

クローズアップ…….

 

そう、「目」が無いんです。

チャンピオンのCロゴ(通称「目」)が無いんです。

 

 

この「目」が付き始めたのは最近(とはいっても80年代頃ですが)になってからなので、

パッと見で「あ、古いモデルのREVERESE WEAVEだ」ということが分かる人には分かっちゃうんです。

 

いやぁ~、面白い……..(笑)

 

 

 

4

CHAMPION(チャンピオン) TRUE TO ARCHIVES “RABART”(トゥルートゥアーカイブス “ラバート”) SWEAT SHIRTS(スウェットシャツ) SILVER GREY

 

最後のこちらはちょっと変わり者。

 

REVERSEWEAVEの最初の特許を取得した1938年、

実は同年に、陰ながら「RABART」というモデルのスウェットシャツを開発し特許を取得、

リリースしていたのです。

 

通常のスウェットシャツは大きく分けてパーツが、

右袖、左袖、ボディ、

の3つです。

 

しかし、こちらの「RABART」は右袖と左袖が一体になっている為、

両袖、ボディ、

の2つのパーツで出来ているのです。

 

縦の生地と横の生地を組み合わせることで縮みを軽減

そして肩回りに縫い目が無い為、頑丈かつ動きやすいといったメリットが

 

 

丸胴です

 

 

当時の復刻タグに加え、特許取得を表すタグも

 

 

タグをみてお気付きかと思いますが、こちらCHAMPIONのブランドネームが入っていないんです。

詳細は不明なのですが、CHAMPIONの織りネームを付けることなく、

アイテム名「RABART」のネームのみで販売されていたそう。

 

販売期間も非常に短く、ほぼ存在が認知されていない、

超マニアックな幻のスウェットシャツです。

 

 

 

168cm 60kg M size

 

 

一見普通のスウェットシャツも、バックグラウンドを知ると「特別」なスウェットシャツに。

これだから

服は面白いんですよね…….(笑)

 

 

自分は先日、1st PATENTモデルのREVERSE WEAVEを購入させていただきました。

早速洗濯(乾燥機無し)してみたところ、身幅の縮みが平置きで約3㎝程、着丈と袖丈は変化無し、

流石REVERSE WEAVEです。

参考までに!

 

 

全てのアイテム、店頭、オンラインストアにて販売中です。

是非ご覧ください!!

 

 

ではまた!

 

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