[COWICHAN SWEATER / カウチンセーター ] 柄もまた温かい………
- 2019.11.18
- BLOG
こんにちは。
←先日FARFIELDのフリースを買って以来(フリースジャケットが着たいのブログで色々書きましたが、結局これにしました!)、なんだか可愛らしい柄のアイテムに目が行くようになってしまって……….(笑)
丁度お店に良いモノがあったのでご紹介しようかな~、と。
テレビでは雪が降ったなんて言ってますし、ぼちぼちと需要が出てくる時期なのではないでしょうか。
そう。タイトルの通り、本日はカウチンセーターについてです。
そもそもカウチンセーターとは、1800年代頃より、カナダ バンクーバー島にあるカウチン湖周辺の原住民が編み始めたセーター。
ヨーロッパより、編み物文化が持ち込まれたことから始まりました。
特徴である独特な編み込み柄は、原住民の家紋にあたるものだったり、
狩猟などの際に着用されていたこともあり、動物のデザインだったりが多いですね。
防寒性、撥水性を高めるために、未脱脂の極太ウールを100%使用し、ずっしりとした重量感。
また、乾いた時に目が詰まるように、毛糸に水を含ませながら編むなどの工夫もされていたそう。
色は生成やグレーなど、ウール本来の色味がベースとされています。
当店で取り扱っているカウチンセーターは2ブランド。
どちらもmade in CANADAの本格派ですよ~!
まずはこちらのKANATA
1979年、本場カナダの都市バンクーバーにて創業。
こちらのアイテムはブランドの中でもハイエンドラインにあたる「50`s VINTAGE MODEL」です。
ヴィンテージ柄の再現
ジップはTALLONのダブルジッパーです。
素材には「スーパーファインメリノウール」を使用。
通常より繊維が細い為、保温力はそのまま軽量化。
(168㎝60㎏ size 38)
実際に着てみると、手に取った時以上に軽く感じますよ◎
この手のセーターにありがちなゴワゴワ感もありません。
カウチンセーターならではの大事なポイントは抑えつつ、普段使いしやすいようにモダナイズされたアイテムです◎
もう一つがこちら
CANADIAN SWEATER、こちらも1977年にカナダにて創業。
バンクーバーで開催された冬期オリンピックでは、カナダの代表選手が着用するセーターを手掛けたことでも知られています。
ショールカラー、フルジップ、スタンドカラーの3種類です。
目の詰まったガシッとした生地感が特徴的。
良くも悪くも、本物のカウチンセーターらしい重量感があります。
最初がガシッと硬い分、
着込んで着込んで体に馴染み、自分だけの1着になった時の愛着は計り知れませんね(笑)
そして柄。
頭の中でストーリーが浮かび上がるような、独特の世界観がありますよね。
一目で相当手が込んでるんだろうな~、と。
(168㎝60㎏ size 40)
個人的にはこのダンスしてる柄が一番好きです。
見てて何だかほっこりしちゃいます(笑)
カットソーの一枚の上から着ても良し。
中にダウンベストなんかを着ちゃえば真冬でもOKです◎
元々狩猟用だっただけあり、やはり頑丈です。
着込んでいくうちに味が出ますし、味が出た分だけ愛着が湧く。
正に「ヘビーデューティー」なアイテムかと。
息子に、そして孫に…..
代々受け継がれてゆくセーターになるかもしれません…..
これから長年を共にするセーター、
是非お気に入りの柄を見つけてみて下さい。
お待ちしております!
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