CWU-36Pが今熱い⁉

CWU-36Pが今熱い⁉

1986年、世界的に爆発的ブームを巻き起こした映画。

服好きの皆様なら、これだけで何の映画か分かる方も少なくはないはずです。

 

 

 

そう、アメリカ海軍を舞台とした熱い男の物語「トップガン」。

 

 

トム・クルーズ演じるマーベリックに憧れ、何人の男たちが空を飛ぼうと志したことか。

 

実際、上映後には海軍の入隊志願者が激増したなんて話も…………

 

 

そんな「トップガン」、なんと2020年に第二作目が公開されるとのこと!

 

そこでトム・クルーズが着ているのがCWU-36Pなんですね~。

予告映像しか流れていないにも関わらず、早い人は既にDEAD STOCKを求め、動き始めている模様。

第二次フライトジャケットブーム(CWU-36Pブーム)は果たして来るのでしょうか………..

 

 

本日はそんなCWU-36P、そして中綿入りのCWU-45Pについて、ご紹介していきたいと思います!

 

 

まずはCWU-45Pから!

 

【2 COLORS】TEESAR(テッサー) 【MADE IN U.S.A】 80s DEAD STOCK CWU-45P(アメリカ製 80年代 デッドストック CWU-45P)

\24,840(taxin)

 

 

 

先日入荷しましたこちらのアイテム。

 

84年に発売された「TEESAR」の民生品CWU45P。

made in U.S.Aのデッドストックです。

 

フロントにはIDEALのリバーシブルジッパー。

当時のALPHAのMA-1なんかに付いていたのと多分同じやつですね。

CWU-45Pにリバーシブルジッパーを付ける意味はない気がしますが……….(笑)

 

 

タグもしっかりミルスペック風。

75年の初期型を再現。

 

短丈、ゴツめのアームホルなんかは実物そのまま、素材はフライトナイロンに変更しています。

 

(170cm60kg M size)

 

 

そして嬉しいのがアクションプリーツ!

これは初期のモデルのみのディテールなんです!

というのも、狭いコックピットの中では引っ掛かったりして大変だったそう。

実用面を考えての廃止でした。

 

ただ、ファッションとして着る我々には関係ないわけで、生産時期も短かったレアディテールとして好まれているのです!

 

 

ここまでご紹介して今更ですが、CWU-45Pとはそもそもなんぞやと。

 

CWU-45Pは1973年、米海軍が開発採用した、インターミディエイトゾーン(ー10℃~10℃)用のフライトジャケットです。

その後、1976年に空軍も正式に採用。

 

 

今まで海軍と同じものを決して採用することの無かった空軍による異例の採用に、

クオリティの高さが窺い知れます。

 

 

 

海軍、空軍共に採用されているので、WEP JACKET(G-8)の後継モデルであり、MA-1の後継モデルでもある訳ですね。

(ちなみにこのWEP JACKETも隠れた名品なので、是非チェックしてみて下さいっ!)↓↓

KEATON CHASE REMAKE&VINTAGE(キートンチェイス リメイク&ヴィンテージ) J-WFS WEP G-8 JACKET(ウィンターフライングジャケット) THINSULATE LINING(シンサレート) OLIVE

\24,840(taxin)

 

そして、タイトルにもあるCWU-36Pは、CWU-45Pの中綿が無いバージョン。

ライトゾーン(10℃~30℃)用です。

こちら!

 

ALPHA(アルファ) 【MADE IN U.S.A】 80s DEAD STOCK CWU-36P (アメリカ製 80年代 デッドストック CWU 36P) SAGE

 

 

 

80年代のデッドストック、made in U.S.A

 

そしてなんといってもこれ、ミルスペックなんです!正真正銘の実物!

しかもALPHA社製!

 

いや~激レアなのではないでしょうか(笑)

 

(170cm60kg M size)

民生品とミルスペックの一番の違いは素材。

ミルスペックのCWU-36Pに使用されている「ノーメックス」。

簡単に言うとこれは燃えない素材なんです。

 

 

400℃の高温に十数秒間耐えることができ、その後も火を上げて燃えることなく、炭化してしまう。

コックピットが燃えた際、脱出するのには十分な耐熱性を持ち合わせているのですね。

見た目にやや光沢もあり、ぱっと見でミルスペックか否かはやはり分かるもの。

しっかりと差別化が図れますよ◎

「俺が着てるのは本物だぜっ」、と(笑)

 

 

 

こちらはアクションプリーツが無い後期型。

でもこれ、憶測にはなっちゃうのですが、ただ無くしただけじゃなさそうな………

 

 

 

生地の綾目をよーく見て下さい。

こちらが表

 

 

こちらが裏(アクションプリーツがあった方)

 

そう生地をバイアスに取っているのです。

至ってシンプルな方法ですが、こうすることで、アクションプリーツを無くしても動きに制限が出にくくしている!

ということなのではと。

 

もし本当にそうだとしたら中々凄い発明じゃないですか~これ。あっぱれです。

 

 

こういった細かいディテールを発見して、考えて、

楽しむのも、ミリタリーアイテムの醍醐味ですね(笑)

 

 

 

 

 

当たり前ですが、どちらも今は生産されていないもの。現状ある在庫のみです。

DEAD STOCKのが良い!ミルスペックが欲しい!という方は、

「トップガン2」が公開される前に抑えておいたほうが……….

 

 

 

お待ちしております(笑)