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2011年7月アーカイブ

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長袖に続き、半袖も登場したSEPTISオリジナルアイビーシャツ。
オーナーイチ押しの夏の必需品、プルオーバーシャツをご紹介します。
元々学生向けであったディテールを盛り込んだまさに60年代アイビー風味のスタイルは昔を知る方には懐かしく、今の時代には新鮮です。

特筆すべきはそのラインナップ。長袖同様、オックスフォード、ダンガリーにマドラスといった定番の素材に加え、夏の素材であるリネン、アメリカ製の生地を使用したパターン、さらにはパターンの裏地使いも登場しました。
SEPTISオリジナルのアイビーシャツとしてのディテールに加え、プルオーバーならではの新たなディテールも盛り込んだこのシャツ。
夏のお供としてワードローブにぜひ加えて頂きたいアイテムです。


【型紙(パターン)】

長袖と同様トラディショナルというよりアイビースタイルで、すっきりしたシルエットです。フロントの裾をスクエアにまとめてあり、タックアウトがきれいに決まります。

 

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【台襟】

SEPTISオリジナルシャツではおなじみ、キルトステッチのある襟です。

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【襟(カラー)】

高すぎない襟腰から理想的な軽いロールができるようバランス良く調整されたボタンダウンの襟

【肩ヨーク】

本来はオーダーメイドシャツの仕様であるセンタースプリットヨーク仕様を採用しています。

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【ロッカールーム仕様】

センターボックスプリーツの上端にハンガーループを装着しアイビーシャツならではのクラシックディテール、バックボタンとセンターピーク(尖った後ろ襟)を再現しました。"ロッカールームスタイル" と呼ぶ仕様です。

【脇縫い】

マシンウォッシュが前提なので脇縫いは頑丈な二本針巻き縫い仕立てです。

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【脇 スリット&ガセット】

脇縫い下端のスリット部分にはクラシックディテール、補強の為の三角形のガセット(まち)を装着しました。

【ボタン】

ボタンはやや小ぶりの天然白蝶貝を使用しています。

 

【袖口】

SEPTISオリジナル半袖プルオーバーの特徴のひとつが袖口に入れられたスリットと飾りボタン。60年代のシャツにあったディテールを再現しました。


 

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【フラップポケット】

スポーティなイメージのフラップ付きポケットを装着。フラップを閉じた状態でもペンを出し入れできるペンスロットが付きます。
 

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【前立て】

プルオーバーシャツの最大の特徴はプラケット(前立て)部分がボディの途中までとなっているところにあります。フロントが全て開くわけではないためかぶって着ることになり、これがプルオーバーシャツという名の由来でもあります。
この深さのバランスで印象が随分変わってきます。SEPTISオリジナルプルオーバーは学生向けであり若々しい印象のアイビースタイルを追求し、当時あったような浅めの3つボタンプラケットを採用しました。
また、プラケットの位置と比べたポケットの位置も上過ぎず下過ぎずのバランスにこだわりを見せました。

【素材】
定番中の定番であるオックスフォード、ダンガリーはもちろんのこと、マドラスチェック、パッチワーク、見た目にも涼しいリネン(麻)100%やオーナーが見つけたアメリカ製の生地を使ったポップなパターン、生地を表裏反対に使いヴィンテージ風にしたものなどラインナップを豊富に揃えました。

無地やリネンはクールビズにも使え、パターンものは夏の普段着として、様々なシーンで活用できる逸品と自負しております。

[パターン]

オーナー玉木が見つけたアメリカ製のファブリック。60〜70年代のアメリカを感じさせるようなポップでキュートな柄ばかり。

 

SEPTISオリジナルプルオーバーシャツ 雑誌掲載情報

BEGIN 2011年9月号

2nd 2011年9月号

MONOマガジン 2011年7.16号

FREE&EASY 2011年6月号

 

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SEPTISオリジナルプルオーバーの商品はこちら

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L1212、シルバーラコステ、イタリアンフィットをそれぞれ同じサイズで比較しています。

今回ピックアップしたものの中で比較したため、計測結果は一致しない場合がありますことをあらかじめご承知おきください。

 

1 着丈・脇幅


フレラコのスタンダードな形がこのL1212です。
着丈およそ70cm、脇幅が約51cm。今も変わらないクラシックなスタイルになります。

ではイタリアンフィットはどうかというと、脇幅約51cmとほぼ同じになりますが、着丈が約64cmとなり、6センチほど短くなっています。
1212と同じサイズを選ぶことで、着丈のすっきりした現代風シルエットの着こなしとなります。

シルバーラコステになると着丈は約67cmとL1212とイタリアンフィットの中間くらいの長さで、脇幅が約47cmと細身になります。
ストレッチ素材で伸縮性はありますので、ぴたっとお召しいただきたい方は同じサイズを、ちょうど良くお召しになるときはサイズを一つ上げるのをおすすめしています。

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2 袖の長さ、付き方

次に袖のバランスを見てみます。
通常袖丈は「肩から上端を通った袖先まで」を計測しますが、見た目のわかりやすさも考え、「脇から下端を通った袖先まで」も合わせて計ってみます。仮に上袖・下袖として説明します。

 

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L1212は上袖が約22cm、下袖が約14cmと、きちんと袖がある状態になっています。広げると下袖が長い分より横に広がります。
やや袖先のリブがすぼまったパフスリーブとセットで、クラシックなカジュアルさが際だちます。

イタリアンフィットは上袖が約19cm、下袖が約6cm。下袖が短い分、袖の付く角度が急になっています。
袖口のリブのすぼまりもあまりありません。
そのため袖は長く見えず、よりアクティブでスポーティな雰囲気になります。

シルバーラコステは上袖が約23cm、下袖約9cm。上袖の長さはあるものの下袖が短いため角度のある袖付きです。大人っぽい上品なイメージを与えられます。

 

3 素材・ワニなどなど

ラコステのポロシャツの素材といえば鹿の子(ピケ)。その目はモデルごとに少しずつ異なっています。
また、忘れてはいけないのが胸のワンポイント。年々変化しているワニのマークも、モデルにより大きさ、形、表情などが少しずつ異なっています。何より「シルバーラコステ」の銀のワニは一目で他との違いが分かります。


 

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微妙な違いを楽しむのもまた一興です。この機会にLACOSTEを手に入れてみてはいかがでしょう。

シルバーラコステはこちらへ

イタリアンフィットはこちらへ

L1212はこちらへ

 

以前のワニの尻尾などレアな情報は、↓ SEPTISオーナー玉木のブログ「超B級アーカイブ」をぜひご覧ください。

玉木朗の超B級アーカイブ

こちらの商品に関連した記事を掲載しています。どうぞご覧ください。

「祝、40周年記念!」

「LACOSTEといえばIZODだった頃のハナシ」

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『デッキシューズ』と言えば、ヨットの甲板(デッキ)の上で履くというマリンテイスト満開なアメカジを代表するシューズの一つ。

デッキシューズと言って真っ先に思い浮かぶブランドは、歴史や伝統、知名度から見てもTOPSIDERをおいて他にないのではないでしょうか。TOPSIDERは現行のデッキシューズの基になったまさしく正統派です。

では、そのTOPSIDERの創成期は、あるブランドによって支えられていたことをご存知でしょうか。

それが今回ご紹介するSEBAGO(セバゴ)なのです。

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日本での一般的な知名度はトップサイダーには及びませんが、アメリカ本国においてはデッキシューズ(アメリカではボートシューとも言います)の代表格としてwikipedeliaでも取り上げられていました(リンク先は少し前のバージョンです)。

http://en.wikipedia.org/wiki/Boat_shoe

そのセバゴの創業は1946年。こんな記載を見つけました。

http://www.sebago.com/US/en/History#slide=6

The 40s

The Sebago-Moc Company is founded in 1946 by three New England natives: Daniel J. Wellehan, Sr., William Beaudoin and Joseph Cordeau. Their first shoe, the hand-sewn penny loafer, was styled after the popular Indian moccasins and pioneered what would become the company's patented welt construction. Two years after the initial founding, Sebago-Moc would sell its breakthrough leather boat shoe to Uniroyal.

創業時はハンドソーンのペニーローファーを作っていたが、2年後に画期的なレザーのボートシューをユニロイヤル社に売った、と。
 
さてユニロイヤル社ですが当時の名前はUnited States Rubber Company。お好きな方は、お?と引っかかるかもしれません。
この会社、KEDSを作った会社として有名です。そしてこの頃、トップサイダーはKEDSの傘下にありました。
トップサイダーがヨットマン御用達の人気シューズであることに止まらず、アメリカ海軍学校の指定靴となっていたことや1940年代という戦争の時期を考えると大量に作る必要があったのかもしれません。
 
そんなユニロイヤル社にレザーのデッキシューズを納品したセバゴは、つまり、トップサイダーのデッキシューズを支えていた存在と言えます。
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ご紹介するDOCKSIDESの発表は1970年ですが、これは以前から作り続けたトップサイダーのデッキシューズのノウハウの詰まった完成度の高いシューズであると言えます。
こんな歴史・背景があるからこそ、SEBAGOは名品と謳われてしかるべき存在へとなり、SEPTISがもう一つのデッキシューズの定番として推す理由でもあります。
 
ローファーも手がけていただけあってモカ縫いもお手の物。複数のカラーを使ったモデルもSEBAGOからです。
 
 
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ソールもいわゆるスペリーソールとは異なる滑り止めの工夫がなされています。
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デッキシューズを語るなら、ハズしてはならないこのブランドSEBAGO。ぜひ気にかけておいてください。
 
そして気になったらぜひSEPTISへご連絡を!
 
 

 

玉木朗の超B級アーカイブ

こちらの商品に関連した記事を掲載しています。どうぞご覧ください。

「SEBAGO、もう古き良き時代の靴なのかな。」

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