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2011年8月アーカイブ

1876年にGeorge Henry Bass氏により米国メイン州で創業された老舗のシューズブランドです。

1936年、世界で始めてローファーを作った会社として有名です。
履き口が広く、紐もなく、着脱が簡単なことから学生に受け、怠け者という意味でローファーと呼ばれた靴は、アイビーに必須なアイテムとして広く知られています。
生産拠点は米国外になったものの、現在でも長い歴史が培った技術と靴へと向かう精神をもって、新たな試みを続けているシューズブランドです。

アメトラ・アイビーにとって1970年代からインポートされてきたアメリカの靴「BASSのローファー」の存在は特別なものがあります。
ただ、ローファーという名前はNettleton(ネトルトン)が1934年に使っていますので、ローファーというネーミングの元々はこのネトルトンになるわけですが、現在ローファーと呼ばれるシューズのデザインのオリジンは、BASSのWEEJUNSになります。


マッケイ製法でライニングのないスリッポンの足なじみは抜群。怠け者と名付けられるだけあって気軽に履けるトラディショナルアイテムとして存在感が光ります。

 

SEPTISではローファーも数種類、他のラインナップもトラディショナルな雰囲気のものを中心に取り扱っています。
「どれを選べばいい?」「どんな特徴があるの?」という声にお答えし、取り扱いのあるアイテムを比較して参ります。

 

【G.H.BASSミニ知識】

・WEEJUNS
バスのローファーの商品名のことです。ウィージャンズ・ウィージュンズと呼ばれます。元々ノルウェーの木こり達が履いていた靴を基に作られたため、「ノルウェーの」という意味のNorwegianという単語の発音から取られた「WEEJUNS」という商品名で発売されました。

・ペニーローファー・コインローファー
ローファーのサドル(甲に渡っているレザー)の窓穴部分に1セントコインを挟むのが学生の間で流行し、それがペニーローファー・コインローファーと呼ばれる由来になっています。1セント硬貨の愛称が「ペニー」なのです。

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・愛用者
BASSが軍用シューズを作っていたこともあり、世界初のニューヨーク-パリ単独飛行で有名なリンドバーグがブーツを、アメリカゴルフ界で球聖と呼ばれたボビージョーンズがBASSのモカシンを、そしてジェームスディーンやマイケルジャクソンがWEEJUNSを使用していたと言われています。(G.H.BASSとPhillips-Van Heusenのサイトより)

Charles Lindbergh wears Bass Aviation Boots on his historic transatlantic flight from New York to Paris. Three years later, Bobby Jones wears Bass Sportocasins when he wins golf's Grand Slam.

Penny loafer evolved into a symbol of "cool". In fact, celebrity James Dean was spotted wearing a pair of Weejuns!

Michael Jackson revives Bass Weejun's popularity by wearing a black pair in his 1984 music video, "We Are the World".

Michael Jackson wears white socks and black Weejuns in a music video, setting off another craze for the style.


John F. Kennedyも履いていたとのこと。それほど多くの多岐のジャンルに渡る人々に愛されていた、まさに定番ブランドです。

 

【LOGAN】

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BASS社がThe original WEEJUNと呼ぶモデルです。
平たいサドルを持っているのがクラシックです(サドル両端に丸まったレザーがあるものは「ビーフロール」と呼ばれます)。

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モカ縫いは熟練職人によるハンドソーンです。 

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アウトソールは縫い目部分が彫り込まれたレザーソール。マッケイ製法で作られているので、オールソール交換も可能です。


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ライニングがない一枚レザーのアッパーに、ややクッションの効いたインソール。アッパーのレザーは光沢のあるガラスレザーです。

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LOGANのブラック・バーガンディーについては、ウィズ(ワイズ。甲幅のこと)違いで「D」「E」「EEE」の3つをセレクトしています。

細身の作りなのがD、通常幅がE、幅広がEEEになります。

定番のカラーはブラックとバーガンディー。最近COGNAC(コニャック)もカラバリに加わりました。

 

 

 

 

 

 

 

特に暑い今年の夏は、電力節約の風潮もあり、クールビズが緩和されて、カジュアルシャツやポロシャツでの出勤もOKなったところも多くあります。

とはいえ、ビジネスマンとしては、カジュアル過ぎない、かっちりしたところも残しておきたいもの。でも暑い・・・とお悩みの皆様にオススメのポロシャツがSEPTISオリジナルで登場です。

このポロシャツ、至る所でシャツと同じようなディテールを持ち、プルオーバーシャツのように使えてしまうカッコいいやつなのです。

ではどんなところがシャツっぽく、ビジネス向けで、カッコいいのか、解説いたします!

 

【ボタンダウンである!】

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シャツではおなじみのボタンダウン。襟のはためきを抑える元々の機能はもちろん、鋭角な襟とその角度をキープしてシャープなイメージを与えられます。

【台襟が高い!】

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ポロシャツにしては高めの台襟(襟の土台になっている、首周りの帯状の箇所)は、ぺたっとしているよりもドレッシーな着こなしができます。この台襟とボタンダウンのおかげで、ニットタイなどをタイドアップすることも十分可能です。

【ボタンとボタンの間隔が違う!】

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上の画像のとおり、ボタンとボタンの間隔が違います。

ポロシャツなので一番上のボタンを外すことが多いと思いますが、第一ボタンと第二ボタンの間隔が狭めなため、カジュアルになりすぎることのない開き具合を実現しています。

【正統派ディテールに遊び心を】

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アイビーのシャツに見られる襟のバックボタンをこちらのポロシャツは採用しています。

ボタンダウンと合わせて3点留めることで、きれいな襟元を前後ともキープできます。

そしてそのバックボタンに使われているボタンが、

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イカリマークの夏らしいもの。バックボタンの存在も気づかせてくれる素敵な仕様です。

【ポケットがある】 

これも嬉しい仕様。ペンを差しておけます。ポケットの底がややとがっているのもニクいです。

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【プラケットがシャツ仕様】 

 プラケット(前立て)はフロントのボタンが付いているところ。

ここの作りがシャツ仕様です。

ポロシャツの代表としてラコステ、シャツの代表としてSEPTISオリジナルのプルオーバーと比べるとよくわかります。

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【袖口すっきり】

シャツのように使えるのには重要な袖口。ここがリブですぼまっていたり、ラインが入っているとカジュアルポロシャツとしてはいいのですが、ビジネスポロシャツには不向き。ここがストレートにすっきりしているのがいいのです。

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【裾だし前提の短めの着丈と裾のディテール】

最近はほとんどの方が裾出しでポロシャツを着られることが多いと思います。

ただ、長い着丈で裾を出すとそれはまたちょっと・・・となってしまいます。

そこで裾を出すのを前提とした着丈の長さを実現しています。

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裾を出すことを前提として、背中側を少しだけ長くしてバランスを取っています。

短めのスリットと、その周りの処理も万全です。

【結論】

つまり、こちらのポロシャツは「鹿の子素材を使ったプルオーバーシャツ」と言ってもいいのです!

これだけ使えるディテールが揃っていれば、楽に着られるのにカジュアルすぎないクールビズスタイルを実現できます。

もちろん普段用キレイ目スタイルにもはまります。

ここまでこだわってお手頃価格。

これ、見逃せませんよ。

 

 

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