[NEW ARRIVAL] CHAMPION / REVERSE WEAVE
- 2019.10.22
- BLOG
スウェットシャツの代名詞「REVERSE WEAVE」が入荷致しました。
既にご存じの方も多いかと思いますが、リバースウィーブについてチョコっとおさらい。
REVERSE WEAVEは、1934年にCHAMPIONが開発したスウェットシャツ。
縦に使用する生地を横向きに使用することで、洗濯後の縮みを解消したのです。
ヴィンテージスウェットを見ても、身幅の割に丈が詰まりすぎてて、まともに着れるのは滅多にありませんし……(笑)
当時は化繊なんかもまだ一般化してませんでしたし、縮まないスウェットというのはかなり斬新な発明だったんですね。
1938年には特許を取得。
その後、フーデッドタイプがリリースされたり、脇下にガセットが付いたりの改良を経て今に至ります。
リバースウィーブと言えば、このヘヴィーな質感のボディ。
エクスパンションガセットにセットインスリーブが馴染みのあるディテールかと思います。
しかしもう一つ! 注目していただきたい大事なポイントが。
それはこちら
そう、実は肩のシームが無いんです!
通常は丸胴でない場合、前身頃と後ろ身頃の別々の生地をくっつけて作られます。
しかしこちらは前身頃と後ろ身頃が一体化しており、ネックの部分に穴を開けている変わったパターン。
(こちらは元々負荷がかかった際に、肩のシームでスリップが起こらないように考案されたディテールです。)
ですのでわざわざタグを確認しなくとも、脇下のガセットと肩のシームが無いことさえ確認できれば「あ、リバースウィーブだ」と分かってしまうんですね~。
いつかこの知識、役に立つ日が来るかもしれません……..(笑)
今でこそアメカジファッションの定番アイテム化しているスウェットシャツですが、そもそもはスポーツウェアでした。
運動後に体に冷やさないように着ていたウールのニットセーターが、現在のスウェットシャツの起源。
一番初めにコットン製のスウェットシャツを作ったのは、現在のラッセルアスレティックと言われています。
これまでのウールセーターに代わって登場した、コットン製のスウェットシャツの着心地の良さはあっという間にスポーツ選手の間に広まり、定番アイテムへと。
そこにいち早く目を付けたのがCHAMPION。
他社に先駆けて、従来のスウェットシャツに応用を効かせて特大サイズやフーデッドタイプを製造し、ブランドネームをどんどんと広めていきました。
ちなみにフルジップのフーデッドタイプは当初、フットボールのベンチウェアとして重宝されていたみたいですよ。
あのゴツいパッドを付けたままざっくり羽織るのに丁度良かったんですね~。
プリントものはアイビーの名門「YALE」と「HARVARD」をチョイス。
正規のライセンスを取ったアイテムです。(証拠のタグ付き)
カレッジものは定番でリリースされておらず、シーズンによって学校も変わるので、お気に入りの学校だった方はこの機会をお見逃しなく!
簡単な学校紹介↓
YALE
HARVARD
アメカジの鉄板アイテム「REVERSE WEAVE」
是非チェックしてみて下さい!
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