廣川です。
今日もよろしくお願いします。
春夏シーズンからスタートしたTRAFALGAR SHIELD COLLECTOR'S EDITION。
おかげさまでとても好評いただいております。
その勢いのまま秋冬シーズンでは第二弾の登場です。
右は玉木所有のオリジナル、左は今回の別注。
よーく見ると、両方共、生地表面を右斜め上に上がる線が伸びているのが分かるでしょうか?
これだけではわかりにくいですが、両方共コットンツイルという素材を使用しています。
この画像で気づかれた方は鋭い方かもしれません。
そうなんです、今回もオリジナルのBARACUTAをサンプリングして作成しました。
モデル 178cm 66g 38着用
カラーはストーンとネイビー。
前回と同様、製品洗いを掛けているので
最初から少しこなれた雰囲気になっています。
形は細身ではなく、腕周り身幅には少し余裕をもたせています。
袖口リブは70年代以降に消滅してしまったと言われている2段リブ仕様。
袖口を見ると、編みの感じが途中から微妙に違っているのが分かると思います。
当店でも取り扱っている現行のBARACUTAより、袖口リブは少し長めに設定しており
一度折り返してもOKです。
また、フラップ部分のボタンも現行のBARACUTAより小さいボタン(BARACUTAがイタリア資本になる前のモデル)を使用しています。
最初の画像でチラッと見えたと思いますが
ライニングはローズというブルー系のタータンで、通称「ローズタータン」
このローズタータンは70年代中頃から暫くの間、少量だけ流通した珍しいライニングです。
ジップは前回と同様にメタルのダブルジップ。
旧モデルの金属のジッパー67年頃のモデルで廃盤となったディテールです。
ダブルジップは2000年代に入ってから採用されたらしいですが
ダブルジップは裾部分の微調整ができ、便利なので
もっと早くからBARACUTAには導入されていたものだと思っていました。
さて、新旧のBARACUTAのいいとこどりのTRAFALGAR SHIELD COLLECTOR'S EDITION。
既に店頭でも良い反応をいただいています。
定番のハリントンジャケットだからこそ、
形、ディテールにはしっかり拘っていただきたいですね!
それではみなさんのご来店をお待ちしております。